自分の料理のコンセプトを理解し、かたちにしてくれる

こだわり抜いた料理だからこそ、器には決して妥協できません。最初にリクエストしたのは「舞台みたいなお皿」。料理のイメージを伝え、自分でも曖昧だった器のイメージを擦り合わせていきました。新しい料理を考えるときに、その都度器について相談ができることは料理人にとって大きな喜びであると気付きました。

現在は料理を考える段階で器の相談をしています。料理と同時並行で器について考えることで、イメージが広がります。例えば厚みのない平らな器でパスタは提供しませんが、ソースを工夫すれば不可能ではない。器に合わせて料理が変化してもいいと思います。お互いに余白をもって中心のイメージを固めていくというsiroのコンセプトに、深く共感しています。

日本の風土を大切にする、独創的イタリアン

店主が目指すのは「日本のイタリア料理屋」。国産の素材にこだわり、地元の伝統食材も取り入れ た、独創的なイタリアンを味わうことができる。オープンキッチンでカウンターが中心の店内は料理が美味しいことはもちろんのこと、器・空間・サービスとあらゆる面で、その場にいる人を楽しませてくれる。

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